2025.12.08

不動産投資の基礎知識

ベルテックスコラム事務局

ワンルームマンション投資とは?選ばれる理由と成功例‧失敗例

  • マンション
  • 不動産投資
  • リスク
  • 利回り

「サラリーマン大家」という言葉がすっかり定着した今、会社員でも始めやすく、忙しい本業と無理なく両立できることから注目されているのが「ワンルームマンション投資」です。投資規模が比較的小さいため、不動産投資の“最初の一歩”に選ばれることも少なくありません。 

その一方、インターネット上では、「やめたほうがいい」「買って後悔」などの否定的な意見も散見され、興味はありつつ不安に感じている方もいるでしょう。 

では、ワンルームマンション投資は本当に危険なのでしょうか? 

確かに、かつてのように「誰でも儲かる」時代ではないでしょう。しかし、だからと言って一概に「危険」とは、とても言えません。 

そもそも投資において、「誰がやっても」「どんな投資対象でも」成功が約束されているものはないでしょう。ワンルームマンション投資も同様で、物件の立地や状態、入居条件など多くの要因によって結果は左右されます。

つまり、成功している人もいれば、そうでないケースもある、というのが実態です。 

ここでは、「ワンルームマンション投資が気になるけれど、危ないのかな」と悩む方に向けて、ワンルームマンション投資の仕組みやメリット・デメリット、成功例・失敗例について解説します。 

ワンルームマンション投資とは?

ワンルームマンション投資は、主に都市部のマンションの1室(主に1Kや1Rなど)を購入し、入居者に貸し出して家賃収入を得る不動産投資です。

一棟物件と比べて初期費用や管理の手間が少ないため始めやすく、投資初心者にも人気です。 

不動産投資での収益というと、まず思い浮かぶのは入居者からの「家賃収入(インカムゲイン)」ですが、将来的に物件を売却して「売却益(キャピタルゲイン)」を得る出口戦略もあります。 

まずは、不動産投資を検討するにあたって欠かせない「必要な費用」と「主な目的」について見てみましょう。 

ワンルームマンション投資で必要な費⽤は?

前述の通り、ワンルームマンション投資では、家賃収入(インカムゲイン)や売却益(キャピタルゲイン)といった2種類の収益が期待できますが、一方でさまざまな費用負担も発生します。 

まず、物件を購入する際には、頭金や仲介手数料、登記費用などの初期費用が必要です。 

購入後は、銀行から融資を受けていれば、金利分を含めた毎月のローン返済が続きます。

さらに、物件の管理を管理会社に委託する場合には管理委託料がかかり、建物の維持のためには修繕積立金や管理費、設備の不具合が生じた際の修繕費も必要です。 

そのほかにも、リスクに備えるための火災保険などの各種保険料や、固定資産税といった税金も毎年発生します。 

こうした支出を家賃収入から差し引いた金額が、オーナーにとっての実質的な手取り収入となります。ワンルームマンション投資を始める際は、これらの費用をしっかり把握したうえで収支計画を立てることが大切です。 

ワンルームマンション投資の主な⽬的は?

ワンルームマンション投資を始める際は、まず「何のために投資するのか」という目的をはっきりさせることが重要です。

なぜなら、目的によって選ぶべき物件や投資方針が変わり、期待する成果やリスクの取り方も異なってくるためです。 

以下、会社員や個人投資家などがワンルームマンション投資を行うにはどのようなものがあるか見てみましょう。 

主な目的 投資メリット

老後資金をつくりたい 

毎月の家賃収入が年金にプラスされ、将来の生活費を補える 
ローン完済後は安定収入となり、老後の資金不安を軽減できる 

副収入を得たい 

本業以外の収入源として、毎月の家賃収入が得られる 
終業後や休日でも使えるのでサラリーマンや個人事業主の副業にも適している 

本業のリスクヘッジをしたい 

不動産収入を持つことで、本業の収入が減った場合や退職・転職する場合の備えになる 
収入源を分散することで生活の安定につながる 

教育資金を準備したい 

子どもの進学時期や結婚・出産など、将来まとまった資金が必要なタイミングで売却することもできる 

インフレ対策をしたい 

不動産はインフレ時に資産価値や家賃が上昇しやすく、現金だけの資産よりも価値を守りやすい 

FIREを目指したい 

仕事をしながら家賃収入を積み上げることで、早期リタイアや経済的自立を目指せる 

家族を守る保険代わりにしたい 

ローンに付帯する団体信用生命保険(団信)によって、万一の際はローン残債がゼロになり、家族には無借金の物件と家賃収入が残る 

ワンルームマンション投資が選ばれる理由11選

ワンルームマンション投資は、不動産投資全体に共通するメリットに加え、他の不動産投資(一棟マンションやアパートなど)にはない独自のメリットがあります。

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。 

⼊居が決まりやすい

ワンルームマンション投資の大きなメリットは、一人暮らしのビジネスパーソンや学生など、単身者向けの賃貸ニーズが高く、入居者が安定して決まりやすい点です。 

日本全体では少子高齢化により人口は減少していますが、単身世帯は増加傾向にあり、今後も一定の需要が見込まれます。

特に、交通の利便性が高く通勤に便利な都内のワンルームマンションは賃貸需要が高く、安定した運用がしやすいのが特徴です。 

さらに、新築マンションを選んだ場合は、最新の設備やセキュリティ面でアパートよりも物件としての訴求力が高く、入居者がより集まりやすい点も魅力です。 

初期投資が安く済む

他の不動産投資(一棟マンションやアパートなど)と比べて、初期投資の費用が抑えられる点も魅力のひとつです。 

一棟物件の購入費用は数千万円から億単位が中心ですが、ワンルームマンションなら新築でも都内で数千万円、中古なら数百万円台から始められる物件も多く見られます。 

また、金融機関のローンを活用すれば、月々数万円程度からと収入の範囲でも無理なく返済できます。元手を貯めるのに時間がかかることもなく、すぐに始めやすい点もメリットです。 

家賃を⾼めに設定しやすい

エリアによっては家賃を高めに設定しやすい、というメリットがあります。 

特に都心6区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、文京区)の平均賃料は、2017年から2024年の間に約17%上昇。もともと家賃水準が高いところに、さらなる家賃上昇が期待できると言えます。 

こうした都心部では、人気路線や、複数路線を利用可能なエリアを中心に、通勤・通学の利便性や生活環境の良さから単身者の賃貸需要が非常に旺盛です。高い需要に加えて、ほかのエリアと比較して築年数が経過しても家賃が大きく下がりにくく、安定した収益を維持しやすい点も大きな魅力です。 

物件を売却しやすい

不動産投資は、家賃収入(インカムゲイン)だけでなく、物件売却による利益(キャピタルゲイン)が見込める点も重要なポイントです。

家賃収入をベースにしつつも、将来の売却時に利益が出れば、トータルの収支を大きくプラスにできる可能性があるためです。 

しかし、不動産を売却したいときに、必ずしも買い手が見つかるわけではありません。いつまで買い手がつかないと、最終的な収支が悪化するリスクも出てきます。 

その点、ワンルームマンション(特に都内などの大都市圏に立地するもの)は安定した賃貸需要があるため流動性が高く、売却時に買い手が見つかりやすいのが大きな特長です。 

修繕やリノベーションがしやすい

不動産投資の運用コストには、「設備の交換」「原状回復費(貸主の負担分)」「大規模修繕費」などが含まれます。

ワンルームマンション投資のマンションは、設備が少なく部屋数も少ないため、これらの修繕・リノベーション費用を抑えやすいといえます。 

不動産投資では、物件が古くなり稼働率が低下した際には、リノベーションを行って物件価値を向上させる選択肢もあります。

コンパクトなワンルームマンションならば、リノベーションのハードルも低く、費用も抑えやすい点がメリットです。 

維持管理がしやすい

物件管理を管理会社に委託すれば入居者対応や家賃回収、設備の点検などの日々の業務は代行してもらえますが、事務処理や必要な判断などの関与は必要です。 

その点、ワンルームマンションは物件の規模が小さいため、全体の管理もシンプルです。

一棟物件のように複数の入居者対応や共用部の管理、大規模修繕計画に煩わされることがなく、オーナーの負担も比較的軽くなります。 

そのため、忙しい会社員や、副業として投資を始めたい方でも、本業を続けながら無理なく安定した運用をしやすい点が大きな魅力です。 

⽊造住宅より災害に強い

多くのマンションは鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)で建てられており、木造住宅に比べて耐震・耐火性能が非常に高い点が特徴です。 

日本は地震や台風、豪雨などの自然災害が多い国です。そのため、不動産投資全般において、災害による建物被害で多額の修繕費がかさんだり、家賃収入が途絶えたりするリスクがあります。 

しかし、木造住宅に比べて堅牢なRC造やSRC造のワンルームマンション投資なら、災害リスクを抑えやすく、資産としての安全性が高い点も強みです。 

⼿軽に節税効果が得られる

ワンルームマンション投資では、設備等の減価償却費や、ローン利息の経費計上による節税効果も期待できます。 

帳簿上の利益を抑えられるため所得税や住民税の負担を軽くでき、会社員なら不動産投資の赤字を給与所得と損益通算することで、場合によっては納税額を抑えることも可能です。 

また、賃貸中の不動産は相続税評価額が下がるため相続対策にも有効です。実際、「節税」や「相続対策」を目的にワンルームマンション投資を活用する高収入層も多く見られます。 

インフレ対策になる

不動産投資はインフレ対策としても有効な資産運用です。インフレ時は物価とともに家賃や物件価格も上がりやすく、現金より資産価値が目減りしにくいのが特徴です。 

ただし、賃貸需要が乏しいエリアでは、インフレになっても家賃や物件価格を十分に上げられない場合があります。 

その点、賃貸ニーズの高い都内のワンルームマンションは、インフレ局面でも家賃や物件価格の上昇が期待しやすく、インフレリスクに備えたい投資家にとって有力な選択肢となります。 

購⼊時にローンを組みやすい

都内のワンルームマンションは、物件の資産価値や賃貸需要が高いため、金融機関から担保としての評価が高く、他の不動産投資と比べて融資を受けやすい点もメリットです。 

ローン審査では、申込者の年収や勤務年数などの「属性」と、物件の収益性・資産性の両方が重視されます。 

申込者の属性によって審査結果が左右されることもありますが、都内ワンルームマンションは物件自体の評価が高くなりやすいため審査が有利に進むケースが多いでしょう。 

初⼼者でも始めやすい

ここまで述べてきたように、ワンルームマンション投資には少額から始められる手軽さや、管理・運用の負担の少なさ、安定した賃貸需要や流動性の高さ、節税・相続・インフレ対策と多くのメリットがあります。 

これらの理由から、初心者でも無理なく始めやすい不動産投資として、多くの方に選ばれています。 

ワンルームマンション投資の主要リスク5選

これまで見てきたようにワンルームマンション投資は多くのメリットから選ばれている一方で、「危ない」「やめた方がいい」といった声も聞かれます。そのため、リスクが心配で一歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか。 

確かに、どんな投資でもメリットだけでなく注意すべきポイントやリスクが存在します。 

ここでは、ワンルームマンション投資を検討するうえで、知っておきたい主なリスクについて、改めて確認してみましょう。 

ほかの不動産投資に⽐べて低利回り

ワンルームマンション投資は、一棟マンションやアパート経営と比べて一般的に利回りが低めです。特に都内のワンルームマンションは、地価や物件価格が高いため、利回りがさらに低くなる傾向があります。 

しかし一方で、ワンルームマンション投資は初期費用や投資規模が小さいため、損失リスクも限定的です。リターンは控えめですが、その分、大きな損失を被るリスクも抑えやすいため、「堅実に資産を増やしたい」「まずは小さく始めたい」と考える方にはぴったりです。 

空室だと家賃収⼊がゼロになりやすい 

ワンルームマンション投資のリスクとして、1戸だけ所有している場合、空室が発生するとその間の家賃収入がゼロになってしまう点があります。ローン返済も自己資金で賄う必要があるため、空室期間が長引くと負担が大きくなります。 

このリスクへの対策としては、複数のワンルームマンションを所有してリスクを分散する方法があります。また、単純に複数戸購入するだけでなく、先に購入した物件のローン返済後の家賃収入を次の物件の返済に回すことで、無理なく安定した収入の流れを作る運用方法もあります。 

年収によっては節税効果が⼩さくなる 

ワンルームマンション投資の節税効果は年収が高いほど大きいため、もともとの税負担が小さい場合は節税メリットも限定的です。ただし、どの不動産投資でも共通です。 

しかし、今後収入が増えたり、昇進・転職などで課税所得が上がったりした場合には、同じ投資でも節税効果が大きくなる可能性があります。将来のキャリアや収入の伸びも見据えた長期的な視点での判断が大切です。 

⻑期運⽤で修繕‧家賃下落リスクが⾼まる 

ワンルームマンション投資を長期間続けると、建物や設備の老朽化による修繕費の増加や、家賃の下落リスクが高まる点は避けられません。 

ただし、こうしたリスクはどの不動産投資にも共通するものであり、将来の修繕費や家賃下落にも備えられる長期的な視点での資金計画がリスク低減につながります。 

一方で、管理費や修繕積立金、税金などの支出は続くもののローンの完済後は手元に残る家賃収入も増えやすくなります。また、不動産市場の動向によってはある程度の築年数で売却する出口戦略も考えられるでしょう。 

災害リスクがある

今後、南海トラフ地震や首都直下型地震の発生が懸念されていますが、そうした地震や火災などの災害により家賃収入が途絶えるリスクは不動産投資において無視できるものではありません。 

しかし、耐震・耐火性に優れたワンルームマンションの災害リスクは、アパートや木造戸建てと比較して極めて低いといえます。また、強い地盤の物件や新耐震基準を満たしたマンションを選ぶことで、さらなるリスク低減にもつながります。 

不動産は⽴地選びがカギ。おすすめは「東京」エリア

日本全体で人口減少が進む中、東京は今後も転入者数で独走を続け賃貸需要が安定しているエリアです。 

国立社会保障・人口問題研究所の将来推計によれば、2020年から2050年にかけて人口が増加するのは東京都のみであり、▲17.8%の大阪圏をはじめ、名古屋・福岡など他の大都市圏でも減少が予測されています。 

【参考】国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2023年推計)』2023年12月22日公表 

このように、今後も日本の首都として人口の一極集中化が続くと予想される東京は、入居者を安定して確保しやすい不動産投資に最適なエリアといえます。 

当社ベルテックスでは、こうした安定した賃貸需要と資産価値が期待できる東京エリアを中心に、首都圏で新築・中古・区分・一棟など幅広い物件を取り扱っています。さらに、投資物件の販売だけでなく、その後の管理・売却と賃貸経営をワンストップでサポート。管理物件の入居率は99.5%(2024年11月末時点)という高い実績を誇ります。 

東京エリアで将来の資産形成や安定収益を目指すなら、ベルテックスの物件提案やサポートを活用してみてはいかがでしょうか。 

ワンルームマンション投資と相性のいい⼈‧悪い⼈

ワンルームマンション投資は幅広い層に人気の不動産投資ですが、運用目的によっては向き不向きがあります。 

ここでは、ワンルームマンション投資に適している人・適していない人の特徴について知っておきましょう。 

どんな⼈が向いている?

ワンルームマンション投資は、安定した収入を得たい方や、リスクを抑えて資産運用をしたい方、将来の年金や老後資金に備えたい方に特に適しています。 

会社員‧公務員

会社員や公務員は、安定した給与収入があるため、金融機関からの融資審査で有利に働きます。特に公務員の方や大手企業・上場企業に勤めている方は、与信力が高く評価され低金利で有利な条件のローンを組みやすい点が強みです。 

本業の高い社会的信用力を副収入にも活かせるため、不動産投資に適しています。 

リスクを抑えて投資をしたい⼈

ワンルームマンション投資は、一棟マンションやアパート投資と比べて物件価格が低く、失敗した場合の損失も限定的です。少額から始められるうえ、運用に慣れてきたら将来的には複数戸を所有して分散投資をする戦略も取れます。まずは小さく始めてみたい方にもおすすめです。 

また、都市部のワンルームは賃貸需要が安定しており、空室リスクも比較的低い傾向があります。このように、「大きなリスクを避けて着実に資産を増やしたい」という方に、ワンルームマンション投資は適した選択肢といえるでしょう。 

⽼後のために資産運⽤を考えている⼈

将来の年金不安や老後資金の不足を補う手段としても、ワンルームマンション投資は有効です。ローン返済後は家賃収入が安定した私的年金代わりとなり、実物資産として手元に残る点も大きな魅力です。 

また、住宅ローンを組む際に通常加入する団体信用生命保険(団信)は、オーナーに万一のことがあった場合にローン残債がゼロになります。そのため、一種の保険として家族に家賃収入付きの資産を残せます。 

ワンルームマンション投資は「自分の老後資金対策」と「家族の安心」の両面から、将来に備えたい方におすすめです。 

どんな⼈が向いていない?

ワンルームマンション投資は「安定収入」「低リスク」「老後対策」などを重視する方に相性が良い投資手法です。しかし一方で、以下のような「短期」「ハイリスク・ハイリターン」で運用したいタイプの方にはあまり適していないでしょう。 

短期的に⼤きなリターンを得たい⼈

ワンルームマンション投資は、毎月の家賃収入をコツコツ積み上げていく長期的な資産運用が基本です。もちろん不動産価格が上昇して売却時にまとまった利益(キャピタルゲイン)を得られる場合もありますが、タイミングや立地などさまざまな要素に左右されやすく、狙って得られるとは限りません。 

そのため、短期間で大きな利益を狙う方には別の投資方法の方が適しているでしょう。 

投資リスクを負いたくない⼈

すべての投資には、程度の差はあれ必ずリスクが伴います。NISAのような比較的リスクが低いとされる投資商品でさえ、市場の暴落によって元本割れする可能性があります。 

当然ワンルームマンション投資でも利益を得るためには空室リスクや家賃下落、物件価格の変動などのリスクがあり、対策によって減らすことはできても完全になくすことはできません。そのため「絶対に損をしたくない」「リスクを一切負いたくない」と考える方は、そもそも投資自体に向いていないといっていいでしょう。 

ただし、極論「預貯金」でさえ盗難やインフレによる価値低下などがあり、リスクが完全に0になることはありません。「投資をしないこと自体もリスクである」と捉え、長期的な視点で資産運用を考える必要があるでしょう。 

ワンルームマンション投資の成功例‧失敗例

不動産投資の「成功」は、年金対策や節税など目的によって人それぞれ異なります。 

そのため、目標を明確にせず、「不労所得」や「家賃収入」といったイメージだけで始めると、本来の目的と現実とのギャップに悩むことも考えられるでしょう。 

ここでは、実際のワンルームマンション投資の成功例・失敗例を紹介します。自分に合った投資の目標や判断基準を考える参考にしてみてください。 

投資⽬的に沿った成功例

まずは、「節税」「長期運用」の目的でそれぞれワンルームマンション投資を成功させている当社の成功事例2件を紹介します。 

物件所有、節税効果で 初年度93万円の還付⾦

【顧客属性:40代男性・IT企業勤務(年収1,100万円)】 

横浜市に中古1件、東京都品川区に新築2件のワンルームマンションを所有。首都圏のなかでも賃貸需要の高い立地を選んだことで入居率を高く維持し、安定した経営を実現しています。 

また複数戸所有により、一室が一時的に空室になっても他の家賃収入でカバーできるため、ワンルームマンションのデメリットである空室リスクを抑えた経営が可能になっています。 

低金利でローンを組み年間収支を黒字化しつつ、初年度には約93万円の還付金(節税効果)も得られています。目的を明確にし、立地やローン条件にこだわったことで安定収入と節税の両立に成功した好例です。 

分散投資でワンルームを選択、⽉収⽀プラスを維持

【顧客属性:30代女性・製薬会社勤務(年収590万円)】 

分散投資の一環として、東京都江東区にワンルームマンションを1件所有。賃貸需要の高いエリアを選んだことで、安定した家賃収入を確保できています。 

今のところ年間の手出しはなく月々の返済も無理なく続けられています。月々60万円を返済できる堅実なスキームで長期的な運用を見込んだ堅実な投資スタイルです。 

一棟投資と異なり、ワンルームマンション投資は少額から始めやすいため、他の資産運用と並行しやすいのも特徴です。株式や投資信託などと組み合わせた運用により、資産全体のリスク分散にもつながります。 

初⼼者が陥りやすい残念な失敗例

ワンルームマンション投資は安定した運用が期待できる一方で、初心者が陥りやすい失敗パターンもあります。ここでは、イメージしやすいように、典型的な失敗例として2件紹介します。 

⽴地選びを失敗し⻑期空室に

【20代・男性・会社員(年収600万円)】 

価格の安さによる利回りの良さに惹かれて、賃貸需要が低い地方エリアのワンルームマンションを購入してしまったケースです。「安く買えるならリスクも少ないだろう」と思っていたものの、入居希望者がなかなか現れませんでした。 

その上、管理を委託していた管理会社の客付け力が弱く、空室の状況がなかなか改善しなかった結果、ローン返済が滞り毎月の持ち出しが増えてしまいました。 

最終的に赤字が続き物件の売却も検討しましたが、需要が少ないエリアであったため買い手もなかなか見つからず、苦しい状況が続いています。立地選びや管理会社の選定が、投資の成否を大きく左右することが分かるケースです。 

怠慢な管理で収益が悪化

【50代・男性・公務員(年収700万円)】 

管理会社選びを費用の安さだけで決めてしまい、結果的に収益が悪化した事例です。質の低い管理会社に任せたことで、入居者からのクレームや設備不良への対応が遅れ、入居者の満足度が下がってしまいました。 

内見希望者への対応も不十分で、せっかく問い合わせがあっても成約につながらず、徐々に空室が増えた結果、当初の予測より家賃収入が得られず、収益が大きく悪化しました。 

その後、信頼できる管理会社へ変更したことで状況は改善しましたが、それまでに発生した損失を取り戻すのに時間を費やす結果となってしまいます。管理会社の選定が、安定した賃貸経営においていかに重要かを示す事例です。 

信頼できる不動産会社選びがポイント

長期運用が前提の不動産投資は、立地選びや管理会社の選定を誤ると、思わぬ損失や空室リスクに悩まされるケースも少なくありません。しかし、こうした失敗は「信頼できる不動産会社」をパートナーに選び、物件購入からその後の賃貸経営、売却まで一貫したサポートを受けることで、未然に防ぐことができます。 

当社ベルテックスは、投資用物件の設計・開発から、販売、管理、売却のすべてをワンストップで提供し、一貫したサポート体制とサービス品質の向上に努めています。将来を見据えた資産運用をお考えの方は、ぜひこの機会にご相談ください。 

ワンルームマンション投資の⽬安利回りは?

ワンルームマンション投資を検討する際、重要な指標となるのが「利回り」です。利回りは物件価格に対して年間の家賃収入がどれくらい得られるかを示し、投資効率を測る目安となります。 

収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」の2024年のデータによると、首都圏の区分マンションの表面利回りは6.25%(全国6.76%)です。一棟アパートは7.57%(全国8.19%)、一棟マンションは6.83%(全国7.74%)となっています。 

首都圏の利回りは全国平均より低めですが、これは賃貸需要が安定しており、空室や家賃下落のリスクが小さいことの表れともいえます。投資家や居住者からの人気が高いため物件価格も上昇しやすく、その結果として利回りが抑えられる傾向があるためです。 

また、同じワンルームマンションでも、新築か中古かでも利回りは異なります。次の項目では、新築と中古それぞれの特徴や選び方について解説します。 

ワンルームマンション投資は新築と中古、どっちが良い?

ワンルームマンション投資を始める際、「新築と中古のどちらが良いか」で迷う方も多いでしょう。新築・中古それぞれにメリットとリスクがあるため、自分が重視したいポイントを踏まえて選ぶことが大切です。 

 

新築ワンルーム投資 

中古ワンルーム投資 

メリット 

・入居者が決まりやすい  

・修繕費を抑えやすい  

・返済期間を長めに設定しやすい 

・新築と比べて物件価格が安い  

・新築と比べて高利回り傾向  

・物件の選択肢が多い 

リスク 

・中古に比べて物件価格が高い  

・中古に比べて低利回りの傾向 

・購入直後に修繕費が発生する可能性がある 

新築と中古それぞれのマンションの特徴について、詳しく見ていきましょう。 

新築ワンルーム投資の特徴

ワンルームマンション投資で新築マンションを選ぶメリットは、建物や設備が新しいため入居者が決まりやすく、設備の交換や故障が少ないことで運用コストも抑えやすい点です。 

さらに長期間にわたり減価償却費を計上できるため節税効果が長く続き、ローン返済期間も長めに設定しやすいという利点があります。 

その一方で、新築マンションは中古に比べて物件価格が高いため、ローン審査が厳しくなりやすく初期費用も多く必要です。また、家賃を高めに設定しやすい反面、物件価格が高いため、利回りも低くなり投資資金の回収に時間がかかるのが難点です。 

中古ワンルーム投資の特徴

ワンルームマンション投資で中古マンションを選ぶメリットは、新築よりも物件価格が安い分、高利回りになりやすい点です。そのうえ、完成から1年以内で数が限られた新築物件に対し、選べる物件数が圧倒的に多い点も魅力です。 

一方、リスクとしては購入直後に修繕費用がかかる可能性があります。これには築浅物件を選ぶだけでなく、修繕履歴や管理状態をしっかり確認し、修繕箇所が少ない状態の良い物件を選定することで備えられます。また、中古は空室リスクが高くなりやすいですが、都内など好立地を選べば対策可能です。 

【2025年】ワンルームマンション投資の市場動向は?

直近の約10年間にわたり、ワンルームマンション投資の利益の源泉となるマンション価格は上昇し続けています。国土交通省が四半期ごとに発表している「不動産価格指数」によると、住宅用マンション(区分所有)の指数は、2010時点を100として2024年(第4四半期)には218.1 まで上昇しています。  

不動産投資において特に好調なカテゴリが、東京都内を中心とする首都圏の区分マンション(大半がワンルームマンション投資)です。株式会社TOCHUの「東京都23区ワンルームマンション成約価格・賃料・利回りに関するトレンド調査【2017~2024】」によると、首都圏の中古・区分マンションの平均価格は、2013年の1,120万円から2024年の2,407万円に上昇しており、前年の2,074万円からも大きく上昇しています。 

しかしその一方で、総務省の「2020年基準 消費者物価指数」では、ここ2~3年の物価は毎年3%程度上昇しており、物価上昇に対して賃料増加が追いついていない状況です。そのため、ワンルームマンション投資の利回りは全体として低下傾向になっています。 

しかし、あくまで全体的な傾向であり、個々のケースでは、入居者への家賃増額により適正な利回りを確保している物件もあります。そのため、物価上昇に対して家賃増額にしっかりと取り組んでいる不動産会社を⾒極めることが⼤切です。 

金利上昇などのマイナス要素はあるものの、今後も物価上昇が続くと見込まれているなか、インフレ対策としてもワンルームマンション投資には今後も期待できます。特に東京エリアでは人口増加が続き、賃貸需要も安定しているため、引き続き安定した賃貸需要が期待できます。 

まとめ

ワンルームマンション投資について「危ないのでは?」と不安を感じる方も少なくありません。しかし必要な知識を身につけてから物件選びを進めれば、リスクを抑えながら安定した資産形成を目指すことが可能です。 

しかし、不動産投資は知識が多岐にわたるため、「完璧に理解してから」と思うと行動が遅れてしまい、以下のような事態になりかねません。 

  • 老後資金を用意できなくなってしまった  
  • インフレ対策ができず資産が目減りしてしまった  
  • 十分な相続対策ができなかった など  

このような状況にならないために、不動産投資の基本的な知識を身につけたら、信頼できる不動産会社のアドバイスを受けながら実際に物件探しを始めてみましょう。 

この記事を書いた人

ベルテックスコラム事務局

不動産コンサルタント・税理士

不動産ソリューションの面白さや基礎、役に立つ情報や体験談などをフラットな目線で分かりやすくご紹介。宅建士・ファイナンシャルプランナー・税理士など有資格者の知見を生かしつつ、経験豊かなライターたちが不動産投資でおさえておきたいポイントをお届けします。

2025.12.08

不動産投資の基礎知識

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ワンルームマンション投資とは?選ばれる理由と成功例‧失敗例

  • マンション
  • 不動産投資
  • リスク
  • 利回り

「サラリーマン大家」という言葉がすっかり定着した今、会社員でも始めやすく、忙しい本業と無理なく両立できることから注目されているのが「ワンルームマンション投資」です。投資規模が比較的小さいため、不動産投資の“最初の一歩”に選ばれることも少なくありません。 

その一方、インターネット上では、「やめたほうがいい」「買って後悔」などの否定的な意見も散見され、興味はありつつ不安に感じている方もいるでしょう。 

では、ワンルームマンション投資は本当に危険なのでしょうか? 

確かに、かつてのように「誰でも儲かる」時代ではないでしょう。しかし、だからと言って一概に「危険」とは、とても言えません。 

そもそも投資において、「誰がやっても」「どんな投資対象でも」成功が約束されているものはないでしょう。ワンルームマンション投資も同様で、物件の立地や状態、入居条件など多くの要因によって結果は左右されます。

つまり、成功している人もいれば、そうでないケースもある、というのが実態です。 

ここでは、「ワンルームマンション投資が気になるけれど、危ないのかな」と悩む方に向けて、ワンルームマンション投資の仕組みやメリット・デメリット、成功例・失敗例について解説します。 

ワンルームマンション投資とは?

ワンルームマンション投資は、主に都市部のマンションの1室(主に1Kや1Rなど)を購入し、入居者に貸し出して家賃収入を得る不動産投資です。

一棟物件と比べて初期費用や管理の手間が少ないため始めやすく、投資初心者にも人気です。 

不動産投資での収益というと、まず思い浮かぶのは入居者からの「家賃収入(インカムゲイン)」ですが、将来的に物件を売却して「売却益(キャピタルゲイン)」を得る出口戦略もあります。 

まずは、不動産投資を検討するにあたって欠かせない「必要な費用」と「主な目的」について見てみましょう。 

ワンルームマンション投資で必要な費⽤は?

前述の通り、ワンルームマンション投資では、家賃収入(インカムゲイン)や売却益(キャピタルゲイン)といった2種類の収益が期待できますが、一方でさまざまな費用負担も発生します。 

まず、物件を購入する際には、頭金や仲介手数料、登記費用などの初期費用が必要です。 

購入後は、銀行から融資を受けていれば、金利分を含めた毎月のローン返済が続きます。

さらに、物件の管理を管理会社に委託する場合には管理委託料がかかり、建物の維持のためには修繕積立金や管理費、設備の不具合が生じた際の修繕費も必要です。 

そのほかにも、リスクに備えるための火災保険などの各種保険料や、固定資産税といった税金も毎年発生します。 

こうした支出を家賃収入から差し引いた金額が、オーナーにとっての実質的な手取り収入となります。ワンルームマンション投資を始める際は、これらの費用をしっかり把握したうえで収支計画を立てることが大切です。 

ワンルームマンション投資の主な⽬的は?

ワンルームマンション投資を始める際は、まず「何のために投資するのか」という目的をはっきりさせることが重要です。

なぜなら、目的によって選ぶべき物件や投資方針が変わり、期待する成果やリスクの取り方も異なってくるためです。 

以下、会社員や個人投資家などがワンルームマンション投資を行うにはどのようなものがあるか見てみましょう。 

主な目的 投資メリット

老後資金をつくりたい 

毎月の家賃収入が年金にプラスされ、将来の生活費を補える 
ローン完済後は安定収入となり、老後の資金不安を軽減できる 

副収入を得たい 

本業以外の収入源として、毎月の家賃収入が得られる 
終業後や休日でも使えるのでサラリーマンや個人事業主の副業にも適している 

本業のリスクヘッジをしたい 

不動産収入を持つことで、本業の収入が減った場合や退職・転職する場合の備えになる 
収入源を分散することで生活の安定につながる 

教育資金を準備したい 

子どもの進学時期や結婚・出産など、将来まとまった資金が必要なタイミングで売却することもできる 

インフレ対策をしたい 

不動産はインフレ時に資産価値や家賃が上昇しやすく、現金だけの資産よりも価値を守りやすい 

FIREを目指したい 

仕事をしながら家賃収入を積み上げることで、早期リタイアや経済的自立を目指せる 

家族を守る保険代わりにしたい 

ローンに付帯する団体信用生命保険(団信)によって、万一の際はローン残債がゼロになり、家族には無借金の物件と家賃収入が残る 

ワンルームマンション投資が選ばれる理由11選

ワンルームマンション投資は、不動産投資全体に共通するメリットに加え、他の不動産投資(一棟マンションやアパートなど)にはない独自のメリットがあります。

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。 

⼊居が決まりやすい

ワンルームマンション投資の大きなメリットは、一人暮らしのビジネスパーソンや学生など、単身者向けの賃貸ニーズが高く、入居者が安定して決まりやすい点です。 

日本全体では少子高齢化により人口は減少していますが、単身世帯は増加傾向にあり、今後も一定の需要が見込まれます。

特に、交通の利便性が高く通勤に便利な都内のワンルームマンションは賃貸需要が高く、安定した運用がしやすいのが特徴です。 

さらに、新築マンションを選んだ場合は、最新の設備やセキュリティ面でアパートよりも物件としての訴求力が高く、入居者がより集まりやすい点も魅力です。 

初期投資が安く済む

他の不動産投資(一棟マンションやアパートなど)と比べて、初期投資の費用が抑えられる点も魅力のひとつです。 

一棟物件の購入費用は数千万円から億単位が中心ですが、ワンルームマンションなら新築でも都内で数千万円、中古なら数百万円台から始められる物件も多く見られます。 

また、金融機関のローンを活用すれば、月々数万円程度からと収入の範囲でも無理なく返済できます。元手を貯めるのに時間がかかることもなく、すぐに始めやすい点もメリットです。 

家賃を⾼めに設定しやすい

エリアによっては家賃を高めに設定しやすい、というメリットがあります。 

特に都心6区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、文京区)の平均賃料は、2017年から2024年の間に約17%上昇。もともと家賃水準が高いところに、さらなる家賃上昇が期待できると言えます。 

こうした都心部では、人気路線や、複数路線を利用可能なエリアを中心に、通勤・通学の利便性や生活環境の良さから単身者の賃貸需要が非常に旺盛です。高い需要に加えて、ほかのエリアと比較して築年数が経過しても家賃が大きく下がりにくく、安定した収益を維持しやすい点も大きな魅力です。 

物件を売却しやすい

不動産投資は、家賃収入(インカムゲイン)だけでなく、物件売却による利益(キャピタルゲイン)が見込める点も重要なポイントです。

家賃収入をベースにしつつも、将来の売却時に利益が出れば、トータルの収支を大きくプラスにできる可能性があるためです。 

しかし、不動産を売却したいときに、必ずしも買い手が見つかるわけではありません。いつまで買い手がつかないと、最終的な収支が悪化するリスクも出てきます。 

その点、ワンルームマンション(特に都内などの大都市圏に立地するもの)は安定した賃貸需要があるため流動性が高く、売却時に買い手が見つかりやすいのが大きな特長です。 

修繕やリノベーションがしやすい

不動産投資の運用コストには、「設備の交換」「原状回復費(貸主の負担分)」「大規模修繕費」などが含まれます。

ワンルームマンション投資のマンションは、設備が少なく部屋数も少ないため、これらの修繕・リノベーション費用を抑えやすいといえます。 

不動産投資では、物件が古くなり稼働率が低下した際には、リノベーションを行って物件価値を向上させる選択肢もあります。

コンパクトなワンルームマンションならば、リノベーションのハードルも低く、費用も抑えやすい点がメリットです。 

維持管理がしやすい

物件管理を管理会社に委託すれば入居者対応や家賃回収、設備の点検などの日々の業務は代行してもらえますが、事務処理や必要な判断などの関与は必要です。 

その点、ワンルームマンションは物件の規模が小さいため、全体の管理もシンプルです。

一棟物件のように複数の入居者対応や共用部の管理、大規模修繕計画に煩わされることがなく、オーナーの負担も比較的軽くなります。 

そのため、忙しい会社員や、副業として投資を始めたい方でも、本業を続けながら無理なく安定した運用をしやすい点が大きな魅力です。 

⽊造住宅より災害に強い

多くのマンションは鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)で建てられており、木造住宅に比べて耐震・耐火性能が非常に高い点が特徴です。 

日本は地震や台風、豪雨などの自然災害が多い国です。そのため、不動産投資全般において、災害による建物被害で多額の修繕費がかさんだり、家賃収入が途絶えたりするリスクがあります。 

しかし、木造住宅に比べて堅牢なRC造やSRC造のワンルームマンション投資なら、災害リスクを抑えやすく、資産としての安全性が高い点も強みです。 

⼿軽に節税効果が得られる

ワンルームマンション投資では、設備等の減価償却費や、ローン利息の経費計上による節税効果も期待できます。 

帳簿上の利益を抑えられるため所得税や住民税の負担を軽くでき、会社員なら不動産投資の赤字を給与所得と損益通算することで、場合によっては納税額を抑えることも可能です。 

また、賃貸中の不動産は相続税評価額が下がるため相続対策にも有効です。実際、「節税」や「相続対策」を目的にワンルームマンション投資を活用する高収入層も多く見られます。 

インフレ対策になる

不動産投資はインフレ対策としても有効な資産運用です。インフレ時は物価とともに家賃や物件価格も上がりやすく、現金より資産価値が目減りしにくいのが特徴です。 

ただし、賃貸需要が乏しいエリアでは、インフレになっても家賃や物件価格を十分に上げられない場合があります。 

その点、賃貸ニーズの高い都内のワンルームマンションは、インフレ局面でも家賃や物件価格の上昇が期待しやすく、インフレリスクに備えたい投資家にとって有力な選択肢となります。 

購⼊時にローンを組みやすい

都内のワンルームマンションは、物件の資産価値や賃貸需要が高いため、金融機関から担保としての評価が高く、他の不動産投資と比べて融資を受けやすい点もメリットです。 

ローン審査では、申込者の年収や勤務年数などの「属性」と、物件の収益性・資産性の両方が重視されます。 

申込者の属性によって審査結果が左右されることもありますが、都内ワンルームマンションは物件自体の評価が高くなりやすいため審査が有利に進むケースが多いでしょう。 

初⼼者でも始めやすい

ここまで述べてきたように、ワンルームマンション投資には少額から始められる手軽さや、管理・運用の負担の少なさ、安定した賃貸需要や流動性の高さ、節税・相続・インフレ対策と多くのメリットがあります。 

これらの理由から、初心者でも無理なく始めやすい不動産投資として、多くの方に選ばれています。 

ワンルームマンション投資の主要リスク5選

これまで見てきたようにワンルームマンション投資は多くのメリットから選ばれている一方で、「危ない」「やめた方がいい」といった声も聞かれます。そのため、リスクが心配で一歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか。 

確かに、どんな投資でもメリットだけでなく注意すべきポイントやリスクが存在します。 

ここでは、ワンルームマンション投資を検討するうえで、知っておきたい主なリスクについて、改めて確認してみましょう。 

ほかの不動産投資に⽐べて低利回り

ワンルームマンション投資は、一棟マンションやアパート経営と比べて一般的に利回りが低めです。特に都内のワンルームマンションは、地価や物件価格が高いため、利回りがさらに低くなる傾向があります。 

しかし一方で、ワンルームマンション投資は初期費用や投資規模が小さいため、損失リスクも限定的です。リターンは控えめですが、その分、大きな損失を被るリスクも抑えやすいため、「堅実に資産を増やしたい」「まずは小さく始めたい」と考える方にはぴったりです。 

空室だと家賃収⼊がゼロになりやすい 

ワンルームマンション投資のリスクとして、1戸だけ所有している場合、空室が発生するとその間の家賃収入がゼロになってしまう点があります。ローン返済も自己資金で賄う必要があるため、空室期間が長引くと負担が大きくなります。 

このリスクへの対策としては、複数のワンルームマンションを所有してリスクを分散する方法があります。また、単純に複数戸購入するだけでなく、先に購入した物件のローン返済後の家賃収入を次の物件の返済に回すことで、無理なく安定した収入の流れを作る運用方法もあります。 

年収によっては節税効果が⼩さくなる 

ワンルームマンション投資の節税効果は年収が高いほど大きいため、もともとの税負担が小さい場合は節税メリットも限定的です。ただし、どの不動産投資でも共通です。 

しかし、今後収入が増えたり、昇進・転職などで課税所得が上がったりした場合には、同じ投資でも節税効果が大きくなる可能性があります。将来のキャリアや収入の伸びも見据えた長期的な視点での判断が大切です。 

⻑期運⽤で修繕‧家賃下落リスクが⾼まる 

ワンルームマンション投資を長期間続けると、建物や設備の老朽化による修繕費の増加や、家賃の下落リスクが高まる点は避けられません。 

ただし、こうしたリスクはどの不動産投資にも共通するものであり、将来の修繕費や家賃下落にも備えられる長期的な視点での資金計画がリスク低減につながります。 

一方で、管理費や修繕積立金、税金などの支出は続くもののローンの完済後は手元に残る家賃収入も増えやすくなります。また、不動産市場の動向によってはある程度の築年数で売却する出口戦略も考えられるでしょう。 

災害リスクがある

今後、南海トラフ地震や首都直下型地震の発生が懸念されていますが、そうした地震や火災などの災害により家賃収入が途絶えるリスクは不動産投資において無視できるものではありません。 

しかし、耐震・耐火性に優れたワンルームマンションの災害リスクは、アパートや木造戸建てと比較して極めて低いといえます。また、強い地盤の物件や新耐震基準を満たしたマンションを選ぶことで、さらなるリスク低減にもつながります。 

不動産は⽴地選びがカギ。おすすめは「東京」エリア

日本全体で人口減少が進む中、東京は今後も転入者数で独走を続け賃貸需要が安定しているエリアです。 

国立社会保障・人口問題研究所の将来推計によれば、2020年から2050年にかけて人口が増加するのは東京都のみであり、▲17.8%の大阪圏をはじめ、名古屋・福岡など他の大都市圏でも減少が予測されています。 

【参考】国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口(2023年推計)』2023年12月22日公表 

このように、今後も日本の首都として人口の一極集中化が続くと予想される東京は、入居者を安定して確保しやすい不動産投資に最適なエリアといえます。 

当社ベルテックスでは、こうした安定した賃貸需要と資産価値が期待できる東京エリアを中心に、首都圏で新築・中古・区分・一棟など幅広い物件を取り扱っています。さらに、投資物件の販売だけでなく、その後の管理・売却と賃貸経営をワンストップでサポート。管理物件の入居率は99.5%(2024年11月末時点)という高い実績を誇ります。 

東京エリアで将来の資産形成や安定収益を目指すなら、ベルテックスの物件提案やサポートを活用してみてはいかがでしょうか。 

ワンルームマンション投資と相性のいい⼈‧悪い⼈

ワンルームマンション投資は幅広い層に人気の不動産投資ですが、運用目的によっては向き不向きがあります。 

ここでは、ワンルームマンション投資に適している人・適していない人の特徴について知っておきましょう。 

どんな⼈が向いている?

ワンルームマンション投資は、安定した収入を得たい方や、リスクを抑えて資産運用をしたい方、将来の年金や老後資金に備えたい方に特に適しています。 

会社員‧公務員

会社員や公務員は、安定した給与収入があるため、金融機関からの融資審査で有利に働きます。特に公務員の方や大手企業・上場企業に勤めている方は、与信力が高く評価され低金利で有利な条件のローンを組みやすい点が強みです。 

本業の高い社会的信用力を副収入にも活かせるため、不動産投資に適しています。 

リスクを抑えて投資をしたい⼈

ワンルームマンション投資は、一棟マンションやアパート投資と比べて物件価格が低く、失敗した場合の損失も限定的です。少額から始められるうえ、運用に慣れてきたら将来的には複数戸を所有して分散投資をする戦略も取れます。まずは小さく始めてみたい方にもおすすめです。 

また、都市部のワンルームは賃貸需要が安定しており、空室リスクも比較的低い傾向があります。このように、「大きなリスクを避けて着実に資産を増やしたい」という方に、ワンルームマンション投資は適した選択肢といえるでしょう。 

⽼後のために資産運⽤を考えている⼈

将来の年金不安や老後資金の不足を補う手段としても、ワンルームマンション投資は有効です。ローン返済後は家賃収入が安定した私的年金代わりとなり、実物資産として手元に残る点も大きな魅力です。 

また、住宅ローンを組む際に通常加入する団体信用生命保険(団信)は、オーナーに万一のことがあった場合にローン残債がゼロになります。そのため、一種の保険として家族に家賃収入付きの資産を残せます。 

ワンルームマンション投資は「自分の老後資金対策」と「家族の安心」の両面から、将来に備えたい方におすすめです。 

どんな⼈が向いていない?

ワンルームマンション投資は「安定収入」「低リスク」「老後対策」などを重視する方に相性が良い投資手法です。しかし一方で、以下のような「短期」「ハイリスク・ハイリターン」で運用したいタイプの方にはあまり適していないでしょう。 

短期的に⼤きなリターンを得たい⼈

ワンルームマンション投資は、毎月の家賃収入をコツコツ積み上げていく長期的な資産運用が基本です。もちろん不動産価格が上昇して売却時にまとまった利益(キャピタルゲイン)を得られる場合もありますが、タイミングや立地などさまざまな要素に左右されやすく、狙って得られるとは限りません。 

そのため、短期間で大きな利益を狙う方には別の投資方法の方が適しているでしょう。 

投資リスクを負いたくない⼈

すべての投資には、程度の差はあれ必ずリスクが伴います。NISAのような比較的リスクが低いとされる投資商品でさえ、市場の暴落によって元本割れする可能性があります。 

当然ワンルームマンション投資でも利益を得るためには空室リスクや家賃下落、物件価格の変動などのリスクがあり、対策によって減らすことはできても完全になくすことはできません。そのため「絶対に損をしたくない」「リスクを一切負いたくない」と考える方は、そもそも投資自体に向いていないといっていいでしょう。 

ただし、極論「預貯金」でさえ盗難やインフレによる価値低下などがあり、リスクが完全に0になることはありません。「投資をしないこと自体もリスクである」と捉え、長期的な視点で資産運用を考える必要があるでしょう。 

ワンルームマンション投資の成功例‧失敗例

不動産投資の「成功」は、年金対策や節税など目的によって人それぞれ異なります。 

そのため、目標を明確にせず、「不労所得」や「家賃収入」といったイメージだけで始めると、本来の目的と現実とのギャップに悩むことも考えられるでしょう。 

ここでは、実際のワンルームマンション投資の成功例・失敗例を紹介します。自分に合った投資の目標や判断基準を考える参考にしてみてください。 

投資⽬的に沿った成功例

まずは、「節税」「長期運用」の目的でそれぞれワンルームマンション投資を成功させている当社の成功事例2件を紹介します。 

物件所有、節税効果で 初年度93万円の還付⾦

【顧客属性:40代男性・IT企業勤務(年収1,100万円)】 

横浜市に中古1件、東京都品川区に新築2件のワンルームマンションを所有。首都圏のなかでも賃貸需要の高い立地を選んだことで入居率を高く維持し、安定した経営を実現しています。 

また複数戸所有により、一室が一時的に空室になっても他の家賃収入でカバーできるため、ワンルームマンションのデメリットである空室リスクを抑えた経営が可能になっています。 

低金利でローンを組み年間収支を黒字化しつつ、初年度には約93万円の還付金(節税効果)も得られています。目的を明確にし、立地やローン条件にこだわったことで安定収入と節税の両立に成功した好例です。 

分散投資でワンルームを選択、⽉収⽀プラスを維持

【顧客属性:30代女性・製薬会社勤務(年収590万円)】 

分散投資の一環として、東京都江東区にワンルームマンションを1件所有。賃貸需要の高いエリアを選んだことで、安定した家賃収入を確保できています。 

今のところ年間の手出しはなく月々の返済も無理なく続けられています。月々60万円を返済できる堅実なスキームで長期的な運用を見込んだ堅実な投資スタイルです。 

一棟投資と異なり、ワンルームマンション投資は少額から始めやすいため、他の資産運用と並行しやすいのも特徴です。株式や投資信託などと組み合わせた運用により、資産全体のリスク分散にもつながります。 

初⼼者が陥りやすい残念な失敗例

ワンルームマンション投資は安定した運用が期待できる一方で、初心者が陥りやすい失敗パターンもあります。ここでは、イメージしやすいように、典型的な失敗例として2件紹介します。 

⽴地選びを失敗し⻑期空室に

【20代・男性・会社員(年収600万円)】 

価格の安さによる利回りの良さに惹かれて、賃貸需要が低い地方エリアのワンルームマンションを購入してしまったケースです。「安く買えるならリスクも少ないだろう」と思っていたものの、入居希望者がなかなか現れませんでした。 

その上、管理を委託していた管理会社の客付け力が弱く、空室の状況がなかなか改善しなかった結果、ローン返済が滞り毎月の持ち出しが増えてしまいました。 

最終的に赤字が続き物件の売却も検討しましたが、需要が少ないエリアであったため買い手もなかなか見つからず、苦しい状況が続いています。立地選びや管理会社の選定が、投資の成否を大きく左右することが分かるケースです。 

怠慢な管理で収益が悪化

【50代・男性・公務員(年収700万円)】 

管理会社選びを費用の安さだけで決めてしまい、結果的に収益が悪化した事例です。質の低い管理会社に任せたことで、入居者からのクレームや設備不良への対応が遅れ、入居者の満足度が下がってしまいました。 

内見希望者への対応も不十分で、せっかく問い合わせがあっても成約につながらず、徐々に空室が増えた結果、当初の予測より家賃収入が得られず、収益が大きく悪化しました。 

その後、信頼できる管理会社へ変更したことで状況は改善しましたが、それまでに発生した損失を取り戻すのに時間を費やす結果となってしまいます。管理会社の選定が、安定した賃貸経営においていかに重要かを示す事例です。 

信頼できる不動産会社選びがポイント

長期運用が前提の不動産投資は、立地選びや管理会社の選定を誤ると、思わぬ損失や空室リスクに悩まされるケースも少なくありません。しかし、こうした失敗は「信頼できる不動産会社」をパートナーに選び、物件購入からその後の賃貸経営、売却まで一貫したサポートを受けることで、未然に防ぐことができます。 

当社ベルテックスは、投資用物件の設計・開発から、販売、管理、売却のすべてをワンストップで提供し、一貫したサポート体制とサービス品質の向上に努めています。将来を見据えた資産運用をお考えの方は、ぜひこの機会にご相談ください。 

ワンルームマンション投資の⽬安利回りは?

ワンルームマンション投資を検討する際、重要な指標となるのが「利回り」です。利回りは物件価格に対して年間の家賃収入がどれくらい得られるかを示し、投資効率を測る目安となります。 

収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」の2024年のデータによると、首都圏の区分マンションの表面利回りは6.25%(全国6.76%)です。一棟アパートは7.57%(全国8.19%)、一棟マンションは6.83%(全国7.74%)となっています。 

首都圏の利回りは全国平均より低めですが、これは賃貸需要が安定しており、空室や家賃下落のリスクが小さいことの表れともいえます。投資家や居住者からの人気が高いため物件価格も上昇しやすく、その結果として利回りが抑えられる傾向があるためです。 

また、同じワンルームマンションでも、新築か中古かでも利回りは異なります。次の項目では、新築と中古それぞれの特徴や選び方について解説します。 

ワンルームマンション投資は新築と中古、どっちが良い?

ワンルームマンション投資を始める際、「新築と中古のどちらが良いか」で迷う方も多いでしょう。新築・中古それぞれにメリットとリスクがあるため、自分が重視したいポイントを踏まえて選ぶことが大切です。 

 

新築ワンルーム投資 

中古ワンルーム投資 

メリット 

・入居者が決まりやすい  

・修繕費を抑えやすい  

・返済期間を長めに設定しやすい 

・新築と比べて物件価格が安い  

・新築と比べて高利回り傾向  

・物件の選択肢が多い 

リスク 

・中古に比べて物件価格が高い  

・中古に比べて低利回りの傾向 

・購入直後に修繕費が発生する可能性がある 

新築と中古それぞれのマンションの特徴について、詳しく見ていきましょう。 

新築ワンルーム投資の特徴

ワンルームマンション投資で新築マンションを選ぶメリットは、建物や設備が新しいため入居者が決まりやすく、設備の交換や故障が少ないことで運用コストも抑えやすい点です。 

さらに長期間にわたり減価償却費を計上できるため節税効果が長く続き、ローン返済期間も長めに設定しやすいという利点があります。 

その一方で、新築マンションは中古に比べて物件価格が高いため、ローン審査が厳しくなりやすく初期費用も多く必要です。また、家賃を高めに設定しやすい反面、物件価格が高いため、利回りも低くなり投資資金の回収に時間がかかるのが難点です。 

中古ワンルーム投資の特徴

ワンルームマンション投資で中古マンションを選ぶメリットは、新築よりも物件価格が安い分、高利回りになりやすい点です。そのうえ、完成から1年以内で数が限られた新築物件に対し、選べる物件数が圧倒的に多い点も魅力です。 

一方、リスクとしては購入直後に修繕費用がかかる可能性があります。これには築浅物件を選ぶだけでなく、修繕履歴や管理状態をしっかり確認し、修繕箇所が少ない状態の良い物件を選定することで備えられます。また、中古は空室リスクが高くなりやすいですが、都内など好立地を選べば対策可能です。 

【2025年】ワンルームマンション投資の市場動向は?

直近の約10年間にわたり、ワンルームマンション投資の利益の源泉となるマンション価格は上昇し続けています。国土交通省が四半期ごとに発表している「不動産価格指数」によると、住宅用マンション(区分所有)の指数は、2010時点を100として2024年(第4四半期)には218.1 まで上昇しています。  

不動産投資において特に好調なカテゴリが、東京都内を中心とする首都圏の区分マンション(大半がワンルームマンション投資)です。株式会社TOCHUの「東京都23区ワンルームマンション成約価格・賃料・利回りに関するトレンド調査【2017~2024】」によると、首都圏の中古・区分マンションの平均価格は、2013年の1,120万円から2024年の2,407万円に上昇しており、前年の2,074万円からも大きく上昇しています。 

しかしその一方で、総務省の「2020年基準 消費者物価指数」では、ここ2~3年の物価は毎年3%程度上昇しており、物価上昇に対して賃料増加が追いついていない状況です。そのため、ワンルームマンション投資の利回りは全体として低下傾向になっています。 

しかし、あくまで全体的な傾向であり、個々のケースでは、入居者への家賃増額により適正な利回りを確保している物件もあります。そのため、物価上昇に対して家賃増額にしっかりと取り組んでいる不動産会社を⾒極めることが⼤切です。 

金利上昇などのマイナス要素はあるものの、今後も物価上昇が続くと見込まれているなか、インフレ対策としてもワンルームマンション投資には今後も期待できます。特に東京エリアでは人口増加が続き、賃貸需要も安定しているため、引き続き安定した賃貸需要が期待できます。 

まとめ

ワンルームマンション投資について「危ないのでは?」と不安を感じる方も少なくありません。しかし必要な知識を身につけてから物件選びを進めれば、リスクを抑えながら安定した資産形成を目指すことが可能です。 

しかし、不動産投資は知識が多岐にわたるため、「完璧に理解してから」と思うと行動が遅れてしまい、以下のような事態になりかねません。 

  • 老後資金を用意できなくなってしまった  
  • インフレ対策ができず資産が目減りしてしまった  
  • 十分な相続対策ができなかった など  

このような状況にならないために、不動産投資の基本的な知識を身につけたら、信頼できる不動産会社のアドバイスを受けながら実際に物件探しを始めてみましょう。 

この記事を書いた人

ベルテックスコラム事務局

不動産コンサルタント・税理士

不動産ソリューションの面白さや基礎、役に立つ情報や体験談などをフラットな目線で分かりやすくご紹介。宅建士・ファイナンシャルプランナー・税理士など有資格者の知見を生かしつつ、経験豊かなライターたちが不動産投資でおさえておきたいポイントをお届けします。